岡山の中心 表町(おもてちょう)界隈
 岡山市は、県庁所在地として経済の中心であり、山陽、山陰、四国への交通網の結節点で 人口67万人の中国地方第2の都市として成長を続けています。日本三名園後楽園や岡山城を擁し、桃太郎と吉備団子、イグサの栽培で知られ、さらに今年は岡山国体も開催されています。

 岡山市に本社を置く企業では教育産業のベネッセ、イーオン 、林原(バイオ)、カバヤ食品、紳士服はるやま などがあります。
 テレビ放送では、岡山は瀬戸内海を挟んだ香川と電波を共有し合わせて民放五大キー局が視聴可能という羨ましい所です。

 お伽話「桃太郎」発祥の地として 多くの町が名乗りをあげてますが 黍(吉備)だんご、桃(岡山はフルーツ王国)と最有力なのはやはり岡山でしょうね。
岡山駅前から東に延びる通り(左写真)は「桃太郎大通り」です。
 市内中心部を南北に走る国道53号線 柳川筋(写真右)
広島に較べると密度は詰んでいませんし 
軒を構える銀行も都市銀行ではなく地方銀行がメインですが 
それでもやはり中都市の都心。
写真中ほどに見えるNTTクレドビルも寄ってみました
ハンデある人に助かる低床電車
2002年登場でスウェーデン製
1km以上続く表町アーケード
老舗、グルメ、ブランド店も多い

 岡山の繁華街は 岡山城や岡山県庁からほど近い「表町」と 「岡山駅前」に二極分散していますが
表町(おもてちょう)」は、従来からの歴史ある繁華街で、エネルギッシュな岡山らしさが最も凝縮されている所 といった印象でした。
 表町には天満屋百貨店(本店岡山)やバスセンター、NTTクレドビル、ロフトの入ったロッツビルがあり 長いアーケードは 多くの買物客で賑わっています。
 中心部の商業施設は、天満屋百貨店は別として、ロッツ・ビブレいずれも元テナント撤退後の改装出店組で新しいのはクレドだけですが それでもある程度の規模の都市にしか無い外資系CDショップのタワー、ヴァージン、HMV、本屋も丸善(シンフォニービル)、紀伊国屋(クレドビル)など一通り揃います。繊維産業が盛んな土地柄だけにファッション関係も充実し 故石津謙介氏も岡山市出身です。

 岡山の味覚と言えば「ママカリ」が想い出されますが 表町商店街の1本東の通りに美味いもの屋が軒を連ねています。特に南側、表町3丁目の魚島横丁と呼ばれる界隈は郷土色が濃く 昼時、夕食時に立ち寄りたい所です。
 ママカリの語源は“サッパ(イワシ科の魚)を酒の肴にして食べたら大変美味なので食が進み、隣家に茶碗をかかえて飯(マンマ)を借りに行ったから”と云われています。
岡山城天守閣から市街地は見えますが あまり高くなかったので NTTクレド岡山ビルに上がってみました。
●↓NTTクレド岡山ビルからの風景 写真左は岡山駅方面、写真右はシンフォニービルと後楽園・岡山城方面
 岡山藩は外様大名(ちなみに広島は親藩)で、幕府の目を恐れ 財政的に豊かでも質素な暮しをしていた
という歴史があるのか、県民性は堅実で、遊興産業はそれほど盛んではなく
パチンコ屋は人口比で少なく、岡山市の料飲街も熊本高松に比して規模は大きくありません。

 岡山駅前
 「岡山駅前」周辺は交通の要所に相応しく 新幹線開業後は急速に整備され
山陽、山陰、四国への交通網の結節点でもあることから
ホテル 商業施設が集まっています。  
岡山駅前から桃太郎大通り 岡山駅前の高島屋(レストラン街は無いが) 岡山駅前の桃太郎像
 東京系の高島屋は 天満屋のある「表町」に遠慮したかのように岡山駅前に出店してますが
まぁ、岡山駅前はOPAやビブレなど岡山県外系資本が多いですね。 
また駅前は中四国最大の地下街(やや女性向きに特化し東京の出店も多い感も)もありますが 
そのせいか地上は歩く人が少ないのも 名古屋や大阪キタのようです。
駅周辺や駅西側は再開発が進んでいました。

 西日本の一大交通拠点として、中国地方東部の雄都として多くの観光客も集める岡山市
街の中を旭川が流れているせいか、街には潤いと暖かさがあるように感じました。

倉敷へも電車で12分と至近距離です (過去の倉敷旅日記は→【倉敷散歩】 【倉敷チボリ公園】) 

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