日本の温泉街が パチンコ屋、カラオケスナック、大衆劇場、日帰り温泉施設& 地元産品直売所と、判で押したように画一化されてしまう中
湯布院は高級な旅館、美術館が立ち並び、パチンコ屋 風俗店などが温泉街に目に付かず
俗化してなく その割に鄙び感があまりないのが最大の魅力です。
湯布院の町なかは 人力車(写真上)ばかりでなく
何と「辻馬車」までも走っているそうで(写真に収められませんでしたが)、
町ぐるみで「自然が素晴らしく美術館も多い湯布院を ブランドにしていこう」という努力を感じます。
全国に「何じゃコリャ」と思わせる温泉街は少なくありませんが 付帯する見所の多さなど
湯布院はそれと対極の存在で 「湯布院 恐るべし!」(^^)と感じさせられました。
ただ旅館は一人1万5000円位が主で、名の通った亀の井別荘などは一泊3万円位するようです。
近代的で便利なことこのうえない大資本系チェーンホテルは無く
欅の森の中に佇むような、定員が10組くらいの旅館が主流です。
ちょっとお高い感があるので やはり休日の半分は福岡からの日帰り観光客が中心とか…。
おそらく東京から湯河原、箱根にドライブに行くのと似ている感覚だと思われますが ドライブデートでしょうネ。
湯布院で今回 私は立ち寄り湯「ぬるかわ温泉」という所に入りましたが
客が多かったので さすがに写真撮影は止した方がいいと思い 写真が無い事をお詫びします。
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九州自動車歴史館 |
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自動車歴史館の外観 ここは金麟湖も近い |
日産オースチン |
日野ルノー |
この自動車博物館はキャデラック、ムスタング、ジャガー、メルセデス等 50、60年代の欧米車、国産車が展示されています。この歴史館の経営者は映画の小道具として使う劇用車の貸出業を営んでいたそうで、量産車の先駆け「T型フォード」(写真右)や、国産車では欧米メーカーの車をノックダウン生産して車造りをつかんだ頃の「日産オースチン(写真上中)」「日野ルノー(写真上右)」を初めて見ることが出来たのは収穫でした。撮影した写真は一部に過ぎませんが、当時のカタログ、車の広告なども貼ってあり 私たち車好きには愉しめる場所です。入口には九州最古の現役ボンネットバスも展示されています。(ちなみに九州は他に日本の名車歴史館というのもあります)
もし家族連れで「ここは退屈よねぇ」という奥さんや娘さんがいれば、隣には「テディベアの森」があり、そこで過ごしてもらう事もできますよ。 |
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ムスタング1965年型 |
MG TD 1952年型 |
ジャガーXK140 1953年型 |
ジャガーEタイプ 1968年型 |
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メルツェデス190S 1960年型 |
コルヴェット 1961年型 |
キャディラック 1959年型 |
ダットサン210 1958年型 |
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この自動車歴史館2Fには ←ショップ、カフェも 併設されています。 |
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湯の坪通りと由布岳 |
日帰りでも宿泊でも 懐に応じた楽しみがある |
テディベアの森 |
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湯布院はまず若い女性にターゲットを絞って町づくりがなされたと聞きます
確かに「湯の坪通り」(写真上)を歩くと カップルや2〜3人の女性グループが多く
中年層がグループで観光しているのを多く見受ける別府とは対照的で
“ショッピングにしても食事でも 湯布院は女性向きかな・・・” と感じますね。
由布院温泉観光協会公式サイト (以下すべて 新しいウインドウで開きます)
http://www.yufuin.gr.jp/
由布院散策マップ(PDFファイル)…JR由布院駅観光案内所にあるのと同じ物を入手できます
http://www.yufuin.gr.jp/map-pdf/mapsentaku.html
由布院 立ち寄り湯一覧
http://www.yufuin.gr.jp/kanko/ichiran/tachiyoriyu.html
由布院の各施設概要(美術館、博物館、ワイナリー、民芸村ほか)
http://www.yufuin.gr.jp/kanko/ichiran/shisetsu.html |
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今回は湯布院に3時間余の散策。限られた時間では見て周るに限度がありましたが
九州らしく雄大な風景の中 気分が開放され
また時間があるときに来て、今度は是非泊まりで満喫したいところでした。
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