窓を開けて春の風を感じながら、車を西に走らせてみる…             
  景色の良い場所に車を停めては 自然の中に身を置いてみた。

 この辺りは 山口県有数の観光スポットだけに見所は充分、
一度や二度で全てを楽しむのは無理で リピーターも多いのも納得ですが
今回の私の旅では「角島」「川尻岬」「楊貴妃の里」「竜宮の潮吹」「千畳敷」「俵山温泉郷」を
お届けします。

 中国道美祢インターを降り、国道435号線を進み美祢の町を抜けて
豊田へ向かう道を駆け上がりました、
 緩やかなカーブが次々現れて のびのびしたドライブ感が楽しめるワインディングはミニヴァンでも愉しく、西長門海岸ドライブの旅の始まりとしては上々でした。
 現在は下関市の一部となった旧豊田町の中心「西市」から 国道435号線を進み 現在は下関市の一部となった旧豊北町の中心「滝部」、そして「角島」まで 
 国道435号線は コーナーやストレートの繋がりが丁度良く、メリハリの利いた運転が楽しめます。

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角島(つのしま) 山口県北西の日本海に浮かぶ周囲13kmの小島で、
磯釣り、キャンプ、海水浴が楽しめ、万葉集にも詠われた由緒ある歴史を持つ島です。 
角島大橋(無料)が2000年に開通し 蒼い海上ロードが自然の楽園を結ぶようになると
山口県有数の人気観光地として脚光を浴びるようになりました。

 角島大橋を渡って…
全長は1,780m 海士ヶ瀬展望台からの眺め 
    白い砂浜とエメラルドグリーンの海士ヶ瀬戸をまたぐ 本当にここが日本なのかと思える美しい海の色です。
7年の歳月をかけて完成 
離島に架かる無料橋としては国内最長です。
海士ヶ瀬公園は見晴しも良く 案内所、休憩スペースもあります。
「この海の青さ 素晴らしいだろう、山口県にはこんな所あるんだぞ ぜひ東京や大阪の都会のみんなにも見せてあげたいな…」

 「そんじゃ車で走るけえのー」と言いながら 蒼い海上ロードを、私がハンドル片手にデジカメ撮影(危ないので真似しない様)したのが左と右上の写真です。(橋の中間にあくまでもの非常停車帯はありますが) 車での渡橋が無料なのは嬉しいですね。

 さっそく角島に上陸、
 島の西端の角島灯台公園まで立派な道路が出来ており快適なドライブが楽しめます。
 島の地形は緩傾斜の丘陵地からなり 多くの遺跡が発掘されることから
古くから人が定住していたようです。
島名の由来は 島の全体の形勢が牛の両角に似ていた事から命名されたと伝えられています。
 角島の周囲は水産物の好漁場で、ブリ、イカ、イサキ、サザエ、ウニ、アワビが獲れます。

島のほぼ中央に位置する 道の駅的様相のスポット「しおかぜの里角島」に寄ってみました。
しおかぜの里(写真上列すべて) 島のほぼ真ん中にあります。
 サザエやウニなどの特産品販売所や、地元野菜の即売所、島の海の幸を出す食事処が揃い
大型観光バスが収容できる駐車場は広く、ドライブなら是非寄りたいスポットです。
ここで私も、角島の幸たっぷりの「刺身定食」を堪能しました(写真右上)
 橋が開通してからは、角島は山口県西部、北九州、福岡などから気軽に行ける観光地になり、駐車場はそれら近県ナンバーの車で溢れていました。
 サザエの壷焼きなど角島のは 身がたっぷりと大きく、しかもぷりっとしまっています。値段も100円と嬉しい限り!
銘菓 角島まんじゅう 美人海女の店 寄ってみる? 灯台の側には子供公園も
角島燈台
灯台の見学は300円 1876年完成 英国人技師が建てた日本海側で初めての洋式灯台。 総御影石造りで高さは30mです。
角島大橋は無料である事から観光客が気軽に押しかけるようになり ゴミの投げ捨て、植物の盗掘など好ましくない問題も発生しています。 角島の海岸の至る所に野生しているハマユウは7月〜8月にかけて白い花が咲き綺麗だそうです。
牧崎風の公園 
遊歩道だけですが 緑の草原と青い海のコントラストが絶妙で散策にも良い所です
北長門海岸国定公園に属し
キャンプにも好適で、やはりというか角島大浜キャンプ場というのもありました。
島の北側はなだらかに続く牧草地
角島牛の放牧も行われています。
↑牧崎風の公園  公園の岬をぐるりと回ることができる遊歩道だけしかありませんが
            何もない分過ごし方は思いのまま。壮大な日本海や綺麗な砂浜など、天然の美しさを堪能できました。
角島大浜あたり  景色は雄大でまるで風景画の中に入り込んでしまったかの様
別に何をするって訳ではないですが、青い海を眺めると心和みます。
とにかく 透明度のある海がきれいです。


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美しい西長門海岸ドライブの旅はまだまだ続きます 次にこちら(川尻岬・油谷篇)をご覧下さい。
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