次女出産の為に実家に里帰りしていた妹を、三原市幸崎町まで送った帰り
国道185号線を経由して 隣接の町である 安芸の小京都…広島県竹原市を探訪しました。
母、息子、そして私の三世代での旅となりました。(右の写真は山陽自動車道小谷SAのレストラン内で)


竹原市は平安時代より「竹原の荘」として 京都下鴨神社の荘園として栄えました。
江戸時代には塩田が開かれ急速に発展しました。
上市、下市の古い町並み(重要伝統的建造物保存地区)には、江戸時代の町並みが残り、
出格子、棒瓦の屋根を擁した豪商の家や商家が立並び、往時の面影を留めていました。


上左写真は町並み保存地区で、百数十軒の家並みが
繁栄ぶりを偲ばせています。町並みは500mに渡って
続いていました。(柳井市白壁の町並みよりやや長い)

上右写真は「吉井邸」で 竹原の民家で最古の建物と
いわれています。酒造業、廻船業、製塩業を幅広く
手掛けた豪商の家です。

右の写真は「松阪邸」で、こちらも豪商の家です。
唐破風の丸みを帯びた屋根、菱格子の塗りごめの窓、
彫りをはめ込んだ出格子など 重厚で華麗な造りです。
竹原の町並みの魅力の一つは、町と寺と辻堂が一体となりそれが良く保存されていることです。

町並み保存地区の中央から入った長い石段の上には西方寺普明閣があり、楼上からは竹原の町並みや瀬戸内海が一望できました。

竹原市の町並み散策は のんびり歩いて見学しても所要1時間半です。
食事処は古い民家や蔵を利用したような店が点在していました。土産物は 竹製品や銘酒などがあります。

そして国道185号線は 多島美を満喫しながらの運転が楽しめますよ。
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