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島根県出雲市大社町にある 出雲大社へ行ってきました。
ヘッダー画像の左手は出雲大社入口 右手が大社門前町の神門通です。
出雲大社周辺のMAPはこちらから(新ウインドウで開きます)
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福の神大国主大神が祀られていますが 何よりもここは縁結びの神様として
年間200万人を超える参拝客があり 全国的に有名になっています。
広さはなんと27,000平方メートル 本殿を中心に拝殿、摂社8社、末社3社、文庫、宝庫、彰古館が建ち並びます。
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松の馬場は社域入口から
境内へ続く参道で 松並木は
寛永年間(1624〜1644)に奉納 |
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神楽殿(写真上)は本殿の西側で モドキ大社でも何でもなく(笑)ここも出雲大社です。
長さ13m 重さ3000kgの 拝殿より遥かに大きいしめ縄があります。 |
拝殿は本殿の手前にある総ケヤキの大社造りで1959(昭和34)年に再建されました。
長さ7m 重さ1500kgの大しめ縄が印象的です。
出雲大社での参拝は 二礼四拍手一礼が基本で 四回の拍手はしあわせに通じているのだと謂われています。
また賽銭も“しじゅうご縁がありますように”の意で、45円が妥当との事。
●出雲大社公式サイト
「縁結び=男女のご縁」と考えられますが、
「本来はその人が幸せになる為に巡り会うべき人とのご縁を取り持つ」 というのが大義なのだそうです。
出雲大社のお膝元だけに 島根県の離婚率の低さはずっと日本一です!。 |
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大国主命の像(写真上)がありました。左手には、因幡の白ウサギの像。右手には海から現れた幸魂奇魂(さきみたま
くしみたま) というムスビのみたま(玉)を拝んでいる像。 |
荘厳な雰囲気を感じる本殿は 高さ24m。
延享元年(1744)に建てられた日本最古の大社造りで国宝にも指定されています。
鎌倉時代は今より遥かに壮大だったと云われていますが 2000年の境内遺跡発掘調査では 巨大な柱が発見され
13世紀には巨大本殿が実在していた事が実証されました。
出雲大社は近々「平成の大修理」に入ります。
平成20年にご神体を本殿から拝殿に移す遷宮が行われてから、工事がスタート。
総工期が10年ですので 今のうち見ておかないと、工事現場の中を観光、参拝になりそうですよ(笑)。
見学所要時間は ゆったりして2時間で済むようで、規模的には伊勢神宮の方がずっと広いです。
駐車場は 出雲大社の西側に外苑駐車場(無料)があり 収容台数も多いので
三が日やGW、大祭礼(出雲大社最大の祭礼で5/14〜5/16)を外せば駐車に困る事はないと思いますね。 |
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一畑電鉄 出雲大社前駅
一畑電鉄は1930(昭和5)年に 全線電化の私鉄として開通しました。
車社会の到来で 乗降客は少なくなりましたが それでも周辺自治体からの補助金を受けながら
存続しています。鉄道で出雲大社→松江に行くにはこちらが便利です
この一畑電鉄の駅舎も 国の登録有形文化財建造物として登録された大変貴重な西洋建築物です。 |
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松並木の神門通りは 出雲大社の門前町“大社へ来たな”と
感じさせてくれますが この並木は樹齢数百年という立派なものです。
観光地によくある土産物屋や旅館の呼び込みがなく
居住まいを凛とさせている門前町でした。
そんな大社町も 現在は出雲市に合併されています。
この神門通りに 旅館竹野屋(写真左)があり すぐ分かる建物なのですが
ここが竹内まりやの実家である事を 皆さんはご存知でしょうか?
もちろんロビーで竹内まりやのCDを売っています。
(他に 江角マキコも出雲市の出身で 大社高校を卒業しています) |
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以前は国鉄大社線が大社まで伸びており この神門通りも活気があったのでしょうが
大社へのアクセスが 車が主体となった今は 閑静な生活が濃くなっているようです。 |
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大社の門前町の南端には 旧大社駅が重要文化財として残っています。
この駅は明治45年に旧国鉄の大社線として開業され
大正13年に新たに改築されました。(大社線は平成2年に廃線)
出雲大社の門前町に相応しい 風格ある和風建築で
内部も大正期の和風シャンデリアがあったり 一等と二等の待合室
そして勅使の貴賓室など 立派な鉄道モニュメントとして
訪れる人や写真を撮る人はあとを絶ちません。
何かの撮影でしょうか、“新郎新婦の旅立ちをこの駅から”という構図がこの素敵な駅舎にすごく似合って素敵でした。
なお、大社駅はかつて 大阪から直通する夜行急行列車も運行されていたほどの主要駅だったのです。ここではやはり竹内まりやの「駅」という曲が合いそうですね「見覚えのある レインコート...♪」 |
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旧大社駅は 構内も2面3線ながら有効長が長く、
いつまでもとどまっていたくなるような駅でした。
現在では出雲市までは 東京から1往復の寝台特急電車「サンライズ出雲」が走っており 出雲空港からも近く、他高速バス等もあるので 松江市内、出雲大社や日御碕といったメジャーな観光地だけの旅であれば 島根といえどもアクセスに不自由することは無いと思います。
宿泊施設は、日本旅館は出雲大社周辺、ビジネスホテルは出雲市駅前周辺に多いです。都会地にしかないようなカプセルホテルなどはありません。
食事はやはり出雲蕎麦のお店が 大社の神門通りや周辺に何軒かありますが 名が通っているのは「荒木屋」という創業200年の老舗との事です。 |
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稲佐の浜
出雲の国の神話で 大国主命と、高天原から出雲支配のために派遣されてきた
建御雷命がここで国譲りの交渉をしたと云われています。
出雲大社からが1km弱なので 余裕で歩いていく事も出来ます。
またここは、毎年旧暦10月に日本全国の神様がやってくる玄関口の浜です。
(出雲では旧暦の10月は「神無月」とは言わず「神有月」と言います) |
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島根ワイナリー
大社と松江を結ぶ国道431号線沿いに位置しています。特産島根ぶどうを使ったワインの製造工程を見学できるだけでなく お土産売場が大変充実し いつ行っても多くの団体ツアー観光バスが立ち寄っています。ワイン試飲コーナー、島根牛のバーベキューなども楽しめます。私もワイン好きなので試飲したいところでしたがドライバーなので葡萄ジュースで我慢しました.。出雲大社から2km 車なら近いですが 歩くには少々離れています。(南欧風の建物が目印) |
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