2001年下関市のベイエリアに新しい水族館「海響館」が出来ましたが
人出もかなり落ち着いた今頃を見計らい、「海峡のまち下関散策」を楽しんで来ました。

下関市は本州と九州の結節点に位置する人口25万人の陸・海交通の要衝です。
陸と海に囲まれた狭い地形のこの町は 源平合戦や明治維新、日清戦争講和など、
歴史の転換期の舞台でもあり、多くの日本の歴史に残る物語が生まれました。

下関港は海外への窓でもあったので、下関発祥のものは多岐にわたります
床屋、赤ポスト、自動販売機、近代捕鯨、粒ウニ、フグ料理、辛子明太子、モツ鍋、明治維新、在日韓国人、海底トンネル(世界初。門司と共に)、車両航送(今でいうフェリー)、アンモニア、特急列車(富士・桜=東京・新橋と共に)、もずくスープ、こねぎ、春菊ローマ、近代軍隊(奇兵隊)
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 下関駅周辺から海峡ゆめタワー
下関駅前 右は1976年にできた大型商業施設「シーモール下関」大丸百貨店、ダイエー、専門店街が入ります。
開業当初は私も小学生で ショッピングセンターの中を小川が流れる様を見て
「下関はすごい都会だな」と感動したものですが、広島のアルパークに慣れてしまうとさすがに…。(笑)
経済的には山口銀行の本店(写真右…これも小学生だった当方にはすごい建物に思えた)や、日銀の支店、大手證券の支店が揃い、生保のビルも林立し山口県の都市の中では卸小売販売額、預金総額では他を大きく引き離しているものの水産、造船などの主要産業が沈滞、向かいの北九州市(小倉)や福岡市にも商業施設の規模などで圧倒されている感じを受けます。(所得水準も常に山口&小郡、周南4市の下位につけています)
新名所「海峡ゆめタワー」     サムネールをクリックすると拡大→
シースルーエレベータで最上階展望室まで1分です。
地上143mから眼下に見下ろす360度の眺望が楽しめます。

下関の眺望名所といえば関門橋近くの「火の山」がありますが
こちらのタワーは市街地に近接しているので 都市や港湾の規模をより間近に感じられるのではないでしょうか。
それにしても子供はこういう場所が好きですよね(笑)。
展望階には売店の他 似顔絵描きのお店もありました。
海峡メッセ下関ウェブサイト
http://www.joho-yamaguchi.or.jp/messe/
巌流島 彦島方面を望む
下関駅 響灘方面を望む

市街地は海から丘陵地帯に無秩序に広がり、道路も曲折やアップダウンが多く
車で回ろうとするには「下関は地図が無いと解らない」と言われます。
商店街は下関駅近くの「豊前田(どちらかといえば夜の町の様相)」とそこから東に2キロの「唐戸」地区にありますが
駅前の大型商業施設に人が流れているようで やや閑散としていました。

フグが乗っかる
公衆電話

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下関駅前を4軒
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唐戸、壇ノ浦方面を2軒
下関グランドホテル 下関マリンホテル
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