香川県高松市を代表する観光地 栗林公園を訪ねました。
栗林公園は、高松市街南端にそびえる紫雲山(しうんざん)東麓にある国指定特別名勝の庭園です。
 寛永年間(1624〜44)讃岐藩主の生駒高俊公が南湖一帯を造園し、その後歴代藩主が修築、拡大を重ね その後、松平氏が受け継いで100年をかけて完成。 明治維新まで松平家が200年以上にわたり下屋敷として使用してきました。

 紫雲山を借景に6つの池と13の築山で構成され、純日本風の回遊式大名庭園の「南庭」と、洋風庭園の「北庭」に分かれています。絵葉書や観光案内書に出てくる栗林公園は南庭の風景が多いです。

 日本ので有名庭園といえば 岡山の後楽園、金沢の兼六園、水戸の偕楽園等がありますが 栗林公園はそれらに全くひけをとりません。隅々まで美を尽くした庭景を写真でご堪能下さい。

栗林公園入口 入園料400円
元旦と開園記念日の3/16は入園無料
栗林公園入口で売られていた愛くるしい
やしま狸 (日本三有名狸だとか…)
北庭(洋風庭園)の芙蓉池付近
散策には少なくとも二時間は欲しい所
北庭(洋風庭園)の群鴨池付近
この辺は菖蒲園もあり四季の花の宝庫
北庭の「鶴亀松」 110個の石で象った
石組に鶴を表現した黒松を組合わせ
南庭掬月亭(きくげつてい)
歴代藩主の愛した茶室別邸で休息も可
北庭 檜御殿跡付近
後に見えるは、松の緑濃い紫雲山
北庭 芝生広場
ピクニック気分を愉しむ憩いの場
北庭より 北湖を望む 自然と親しむ人々や散策するカップルも多い


 栗林公園のメインビュースポットが目白押しである 「南庭」をやや大きめの写真でお見せします。
小堀遠州流の粋を集めた廻遊式大名庭園と云われる「南庭」は絶景が多く、(このサイズの写真でもやや伝わり難いですが)
私もこの南庭には2時間近くも長居してしまいました。
梅林橋から見た北湖 芙蓉峰(新富士)の高台より絶景が愉しめます。
飛来峰からの眺め ここが栗林公園の象徴的な景観です 左写真に見える「偃月橋」より見た南湖(奥に掬月亭)
紫雲山に連なる山の四季折々の彩りと、湖の広がりが絶妙 南湖の楓岸から見た掬月亭 絶妙な調和を奏でています

 園内には茶室、茶店があり しばしの休息もできますし、
北庭には民芸品展示館や 香川の特産品の展示即売館(祝祭日には香川の伝統工芸の製作実演をしている)もあります。
公園の開園時間は、日の出・日没の時間に合わせて月毎に変わります。

 栗林公園は位置的には 高松市街地の南のどん詰まりに位置しており 
香川県庁へ徒歩圏内 高松市中心商店街へも車で5分と便利です。
(中心部から直ぐの所にこんな風流な庭園が在るとは羨ましい限りです)
足の利の良さを生かして この後、高松の街散策に出かけました。どうぞご覧ください。(次のページはこちらをクリック)

高松市内・空港周辺の施設一覧
●高松市内・高松空港周辺の宿泊施設を ネットで予約できます
INDEX
inserted by FC2 system