駅前に車を停め、観光案内所で入手した“古寺めぐりマップ”片手に… |
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尾道駅前の尾道水道(対岸は向島)
しまなみ海道開通以降、尾道駅前が今風(?)に大改築されたのはチョットなぁ...という気がしないでもありませんが
駅前の観光案内所に行って 無料パンフレットを片手に今日は「古寺めぐりコース」を半分行こうかと洒落込みました
古寺めぐりコースは、最後(尾道市街地東端の浄土寺)まで歩くと4時間以上かかるので西半分の艮神社まで歩いてみました。
尾道の魅力は、人々の生活や、野良猫がまったりする中に
縫うように存在する坂道、坂道を上って振り返ると、きらきら輝く尾道水道、町中にポンポンと響き渡る渡船のエンジン音・・
まさに生活感が溢れているところにあると思います。
大林映画のロケ地マップを片手に 映画の中の尾道を訪ねるのも一興かもしれませんね。 |
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←尾道駅と尾道城
商店街入口の林芙美子像→
尾道出身 昭和五年に放浪記を出し新進作家として大成した。 |
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1300年の歴史のある港町尾道は 豪商が寄進した寺が25ヶ所もあり、起伏の多い市街地は坂道、石段、小路が多く 「古寺めぐり」コースを歩くのは大変ですが経路の途中には道標が設置され迷う事はありません。
石門が印象的な持光寺(写真左)は、古寺めぐり最初の寺です。ここはオリジナルの「にぎり仏」作り(粘土で仏を作り 窯で焼いてもらい送ってくれる)も体験できます。
これを過ぎると、光明寺(名木…蟠龍の松(左写真)尾道市天然記念物)、海福寺などあります
それを過ぎると急斜面の石段(左写真)や坂で、登り下りが続きます。少し開けた所に出ると吉備津彦神社で境内から尾道水道や市街を一望できます(写真左下)。その後は千光寺新道ですが、道筋は坂の町尾道のハイライト的風景で 一気にお見せします。 |
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途中、道筋を左折すると志賀直哉の旧居もあり(写真左上)「暗夜行路」の碑も立っています。
千光寺山へは 往復440円(2005年1月現在)のロープウエーもありますが
今回あえて「文学のこみち」(写真右上) を経由して自分の足で登ってみました。
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「文学のこみち」途中の「鼓岩」(写真左)
沿道には林芙美子、頼山陽、松尾芭蕉、小杉放庵など25人の文人墨客の詩や句の碑が立っています。風は冷たかったですが この道からの市街と海峡、向島の美しい眺めは最高(本当は桜の季節に行かれるのがお薦め)です。
千光寺山頂は展望台(写真下)もあり 中のレストランでは尾道丼(尾道産の揚げイカタコ)なるものも名物となっています。 |
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千光寺山からの美しい眺望
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南方面(尾道水道と向島)を望む |
南西方面を望む(尾道駅以西にも横に長く市街が続く) |
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南東方向を望む この辺が山に抱かれた尾道市(人口9万)の中心部 尾道水道には「しまなみ海道」新尾道大橋が架かる |
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