車ではいつも通過するばかりの玖珂郡大畠町の観光名所を周ってみました。
 大畠町は人口4000人の半農半漁の小さな港町(※2005年春現在柳井市と合併)で、周防大島への玄関口となっています。
 面積、人口ともに県内では小さな町ではありますが、意外と楽しめました。

まず、岩尾の滝に行ってみました。
国道437号線より、小道を入った所にあります。
海岸からわずか3キロの地点にある滝で、高さ16メートルの滝が飛沫を周囲に降り注ぎ周囲に落下する様は、まさに仙境そのものです。
この滝は霊験あらたかな滝としても有名だそうで、滝に打たれると 肩こり、腰痛、脚気に効能があるとか。
滝の傍には、岩尾山光明寺が隣接し信仰の場として、参拝人もたまに訪れるようです。なお、ここへの公共交通は不便で バスは一日2往復のみです。

大畠瀬戸と大島大橋
大畠港は古くから大島連絡への港としての重責を担ってきました。渦潮巻く大畠瀬戸は鯛の好漁場として有名です。
大畠の町並みは、海岸沿いの乏しい平地に細長く東西に広がり、山の斜面にはミカン畑が続いていました。
 海岸沿いを車を走らせると、意外にも海水浴場がありました。
大畠ふれあいビーチで 1998年3月に整備された比較的新しい海水浴場です。
 ドライブインが比較的多いとされる国道188号線沿いには、大畠町内にも
ファミリーレストラン、ステーキハウス、そしてジャンボエビフライを食べさせるお店など
ドライブの途中で立ち寄れる所も幾つかあります。

 最後に、僧月性展示館に寄ってみました。文化14年(1817)妙円寺で生まれた
僧月性は、尊皇攘夷論者として有名です。
 隣は大畠町民俗資料館で、漁業農業に使われた道具・民具が展示されています。
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