山陰合同銀行本店展望ロビーからの松江の眺望
山陰合同銀行本店ビル
正面の高いビルが、山陰(鳥取・島根2県)で一番高い山陰合同銀行本店ビル(14F)です
山陰最大の第一地銀ですが 銀行だけに展望スペースは平日しか入れず、
入場も17:00迄だったと思います。
松江は人口約15万人、山陰地方の政治・経済・文化・金融の中心都市で18万石の城下町が今も残る美しい観光都市です。中海、宍道湖、大橋川、京橋川そして掘割に囲まれていることから「水の都」と称され文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハ−ン)はこの街をこよなく愛しました。 |
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松江しんじ湖温泉でリフレッシュ |
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松江にも温泉があります。1971(昭和46)年に開かれた割と新しい温泉で宍道湖の北岸、松江市街西側に位置する「松江しんじ湖温泉」です。(左写真は白潟公園から湖畔の温泉街を一望)
リュウマチ、神経痛、慢性湿疹他に効能があるといわれ、湖畔だけに窓からは宍道湖が一望できます。
松江は国際観光都市だけに温泉街に歓楽色は濃くなく風俗街が無いのも好ましいと思いました。
松江しんじ湖温泉で私のお薦めは「しまね社会保険センター」内の展望浴場で、公共施設だけに400円と安価に入浴できます。風呂に漬かりながら宍道湖の風景は素晴らしく(風呂にデジカメを持ち込む私も私ですが(笑))リフレッシュに絶好です。
入浴後、畳敷きの広間で少しだけ寝転がりましたI(笑)。
温泉街の入口にローカル私鉄「一畑電鉄」松江しんじ湖温泉駅がありますが、ここの駅頭には無料の足湯もあります(写真右下) |
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湖畔に広がる松江しんじ湖温泉街 |
温泉街のしまね社会保険センター |
社会保険センター4Fの展望浴場 |
源泉100%かけ流しの天然温泉 |
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松江の味覚 |
出雲蕎麦……黒っぽい麺の色で香りが高く、栄養分がたっぷり含まれているのが特長です。
具も蕎麦もおいしかったですが、一軒だけでなく市内に点在する蕎麦屋を食べ歩くのも愉しいかもしれません。
松江の和菓子……松江藩七代藩主の松平治郷(不昧公)が不昧流を広めてから茶道が盛んで、
日常生活でお茶を点てる伝統が生きており、必然的に和菓子も発達しました(松江菓子は、不昧流の影響が強いので
装飾を嫌う傾向があります)。
松平氏の統治は230年に及び お茶にまつわる文化レベルは山陰で突出していました。
松江・出雲地方の人は茶の味にはうるさいので、各メーカーとも新製品は松江周辺で試験販売するという話もあるようです。 |
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島根県立美術館 嫁が島と宍道湖 |
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美しい宍道湖の夕焼けが楽しめる島根県立美術館
神秘的な美しさで、この雲州の地が神話の舞台になったのも頷けますよね
松江市は保守的な城下町で 景観問題など発展できない要素が多く見受けられる割に、観光都市としての整備で町並みが洗練され、この様な文化的な施設が多い印象を受けました。
大学は2つだけ、近代的大規模工場は皆無の典型的消費都市です。中心商店街は空洞化で人があまり歩いてなく、立並ぶビルはホテルや生命保険が殆んど。観光以外に売りがないのも事実ですが、江戸時代の面影を残す趣のある県庁所在地は数少ないだけに小じんまりした静かな町のままであって欲しいというのは 私だけではないでしょう。 |
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島根県立美術館 |
館内は版画や国内外の写真多し |
嫁ヶ島 宍道湖に浮かぶ小さな島 |
宍道湖畔のユリカモメ |
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松江の市街 |
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駅前にはバスターミナルがあり 観光スポット周回バスの拠点になっています。駅正面「松江国際観光案内所」があります。
松江唯一の百貨店「一畑百貨店」は三越と提携
COACHなどのショップも入っており 小さいながらもなかなかにアカ抜けた百貨店運営に好感が持てました。
写真右は駅前の松江勤労者総合福祉センター「松江テルサ」。 |
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「ルイス・C.ティファニー美術館」と、花と鳥の公園「松江フォーゲルパーク」は今回割愛しましたがそれでも松江を充分堪能する事が出来ました。
松江から9号線を西行し、行きも帰りも益田経由でした。
石見路の日本海の荒磯の風景を見ながらのドライブ、沿線には道の駅も多く渋滞も少ないのでお薦めです。(個人的に宍道からの54号線は広島市内で混むので苦手です(^^;)
※余談ですが…夜の9号線(特に出雲以西)は、トラック野郎の天国と呼ばれるほど信号も無く道もガラ空きなので80キロで流れます。
島根の長閑さと空気の綺麗さは、これだけでも都会の人を魅了するでしょう。
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