2月12日 前回の旅(2003年4月)より約2年弱ぶりに神戸市を旅しました。
 神戸は 壁のようにそびえる六甲山の南麓、大阪湾に面して東西に細長く市街が拡がる、海外に広く門を開いたエキゾチックな港町です。 今回の旅では 北野異人館エリア、三宮・元町の繁華街、ハーバーランドを探訪しました。

こちらのコンテンツでは、三宮・元町界隈街歩きの旅をまとめています。

神戸の中心 三宮
三宮(神戸のターミナル)
 三宮はJR、阪神、阪急、神戸市地下鉄、ポートライナーのターミナル駅で駅前には そごう、センタープラザ、阪急、さんちか 三宮OPA、丸井神戸店等の商業施設があり 元町や旧居留地、中華街も徒歩圏だけに、買物客や観光客で賑わっています。

フラワーロード(写真左)

 三宮駅前から海に向って南に延びる 都会的で広い通りです。
煉瓦敷の舗道は季節の花で溢れています。市役所近くには花時計もあり、日本の大都市の通りで、神戸の「フラワーロード」だけは 欧米の大都市と比肩しうる垢抜けた存在だと思います。
 同じ関西でも大阪は効率最優先といった感のコテコテな看板が目立ちますが 同じ原色を使っても、神戸は格調とか上品といったスパイスが加わって見えるのは私だけでしょうか。
 それにしても神戸は震災から10年経って見事な復興ですね。
都市としての神戸
 江戸末期ペリー来航によって開国することになりましたが、1858年「日米通商修好条約」(所謂不平等条約を押し付けられ)
函館、神奈川(横浜)、長崎、新潟、兵庫(神戸)を開港させられました。異国人との融和を恐れ、うち神奈川(横浜)と兵庫(神戸)は既存市街地から離れた寒村に港が造られ、横浜、神戸の町が生まれました。

 神戸は市民所得の40%を港に頼り、市内で働く人の20%弱は港湾関係の仕事に従事している 正に港あっての都市です。
 神戸港の貿易額(輸出入総額)は7兆円。輸出額は長らく横浜港に及びませんが 貨物の取扱量では(阪神大震災までは)横浜港を凌駕していました。
 神戸港の貿易品は 阪神工業地帯と京浜工業地帯の製品の違いもありますが横浜港とは大きく異なります。自動車が少なく雑貨(コンテナ)取扱量が多いのが特色です。
三宮センター街(写真上)
 小売店数飲食店数の集積度は東京、大阪、名古屋の次が神戸の三宮・元町ですが この三宮センター街は昭和21年に誕生した神戸最大のショッピングアーケードです。
2階建てアーケードが「さんプラザ」「センタープラザ」などを繋ぎ老舗のブティックや飲食店など数百軒以上も店が連なって賑わっています。
 「履きだおれの町神戸」と揶揄されるほど、靴屋も多いですが
実は"神戸の履きだおれ" は靴屋が多いばかりではなく
神戸の町は坂道が多いので直ぐ擦り減るから、安物を買わぬよう足を痛めぬよう選択眼を持て、との意も込められています(なるほど神戸の人は奥が深いのですね^^)。
 ちなみに神戸そごう2階の靴売場に行くと「履きだおれ」の街神戸だけあって広く シューフィッターやシューアドバイザーが居て、満足する買物ができる事請け合いです。
実は私、靴にはうるさく革靴はシューキーパー入れて磨きまくってます(笑)。いずれも10年物でグッドイヤーウエルト製法の靴ばかりです。洋服屋でも店員の靴に目がいってしまいます。
神戸オリックスブルーウェイブのグッズショップ 三宮センター街
三宮・国際会館前交差点より
生田神社 緑豊かなオアシス
お洒落は足元からという訳なのでしょうか
「神戸の履きだおれ」と云われる程、神戸の街は靴屋が多いです
(尤も、私が旅・街歩きで履く靴は疲れにくいナイキのスニーカーばかりです 恐らくここほど運動工学を製品に反映させているメーカーはないし、服に合せ黒基調のばかり選んでしまいます)
数ある和牛の中で格別の美味しさを誇る神戸牛を堪能しました
観光案内所で入手した地図にはステーキ店マップもありました
そこそこの所で ステーキを安価に楽しみたいむきには、
ポートピアホテル31階のランチバイキングに行くと、
2,500円でその場で焼くステーキ食べ放題です(笑)。
三宮界隈寸景
 東門街(写真⇒)は三宮駅北側で 生田神社東門にあたる位置にあります。東門街周辺は神戸一の夜の繁華街で 飲み屋が軒を連ねています。
 その他輸入食料品屋、フラワーロード、三宮本通、市章山、ポートタワーなど三宮界隈を時間の許す限り撮り歩いてみました。
 
神戸市役所より
神戸市役所(三宮・フラワーロード沿い)
日本で最も高層の市役所で、24Fにある神戸市庁舎展望スペースからは 神戸の町並み、神戸港が望め 絶好の展望スポットとなっています。同階にはランチが楽しめるレストランや喫茶店が3軒くらいある他、土産物店もあります。他には神戸の海外の姉妹都市から贈られた物など見ることもできます。

市役所であるにも関わらず、土日も入場でき、入場無料なのは魅力です。(三宮で1時間ほど時間が空いたが マリンタワーに行くには時間が惜しいし という人にはお薦め)

展望スペースからの風景は下写真をご覧ください。

上段より
南側 神戸港方面 左手に神戸商工貿易センタービル 中央にポートアイランド
北側 左は三宮駅方面 右は六甲山方面
南側 左はハーバーランド方面 右はポートアイランドと神戸港遊覧クルーズ船
 
 元 町 (スズラン燈で飾られたモダンな商店街)と、元町高架下
元町商店街
 約2キロにわたってアーケードが続く商店街で、画廊、老舗や人気の洋菓子店などがあり若年層向けの店舗は目立たないせいか どことなく格調が漂っています。
 旧居留地は欧米のブランドショップ一辺倒という感じでしたが ここは日本の老舗が誇らしく店を構えているのが印象的でした。
 元町通りの商店街は1丁目から6丁目まで続き、東寄り(三宮側)になるほど若者が多くなり 店舗構成もファッションなど若やいだものとなります。この界隈のファっションは(決して流行最先端という訳ではないが)日本で最も洗練されているといわれ、2代、3代にわたって同じブティックで服を用立てる阪神の富裕層の顧客が多いようです。
 なお、写真屋、スキヤキ、アスファルト道路など、ハイカラ文化を日本で最初に紹介したのは元町です。
 元町高架下商店街はJR三ノ宮駅からJR神戸駅まで約2キロにわたって続きます。
 ディスカウント店、古着屋、リサイクル屋などレトロな趣のショップが多く、雑多な雰囲気の中に個性的なショップも混じり宝捜し的気分で歩くには楽しいエリアです。東南アジア諸国の人々も多いです。でも韓国釜山の国際市場みたいに、店の裏で偽物・コピーが沢山買えるワケでもないのになぁ(爆)
元町高架下
商店街


 
 神戸の魅力は、何と言ってもその「コンパクトさ」にあると思います。
北野異人館街のような所から、中華街、そして東門筋あたりの雑踏、旧居留地&元町界隈のお洒落な街並み、
全く異なる雰囲気の地区があの狭いエリアに凝縮しているところが素晴らしい。
これらが見事に調和している神戸はやはり日本一美しい大都市だと感じます。
街自体がお洒落なので、歩く人もお洒落に見えますよね。

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