山口県の南端に突き出す
室津半島・上関を旅しました。

※タイトル画像最左の黄色いガードレールは山口県だけです(^^)


  
■ 山口県熊毛郡上関町 
       下関、中関と共に周防灘三海関の一つに数えられ、瀬戸内海を行き交う船が
      潮待ち風待ちのため立ち寄る 海上交通の要衝として栄えた町です。

 
潮風に吹かれながら 上関町の本土側「室津」から 長島側「上関」へと散策しました。

室津
上関町の本土側の主邑で旧室津村。
対岸の長島側が旧上関村で
この2つがまとまって上関町になりました。
郵便局、消防は室津側。
町役場、町商工会、中学校、銀行、信金は上関側にあります。

四海楼(山口県指定有形文化財)
1879年(明治12年)作られた汽船宿で、県内洋風建築最古のもの。
オランダ建築、鏝絵(こてえ)の装飾やステンドグラスなど、
港町として繁栄を誇ったこの町の民力を偲ばせていました。
入館無料で歴史資料も充実しています。


四海楼内部→
皇座山 
標高527m
室津白浜 
静かな集落
上関大橋 
1969年完成 全長180m。
チヌ、カレイ、メバルの好釣場
 上関大橋より上関海峡
往古はここを 遣唐使船や朱印船、朝鮮通信使が立ち寄り 参勤交代の船、北前船が行き交った
古い町並み
上関が最も栄えたのは江戸時代から明治時代にかけてであり
明治以降は鉄道の出現や動力船の発達で「潮待ち風待ちの港」だった上関は寂れていきましたが、
現在も裏通りには、古い商家が現存して当時の面影を偲ぶことができます。
菜の花と横島 鳩子てんぷら
好漁場で港町の上関は、美味いてんぷらが名物なのですが
長島側のこのお店は 高校時代の級友の実家であることもあり
ここに来ると立ち寄ってしまいます(^^ 創業90年だそうです。
http://ww52.tiki.ne.jp/~hatokoten/

上関は25年前 NHK連続テレビ小説『鳩子の海』の舞台となりました。
上盛山(かみさかりやま)標高314m


 朝、山口の民放で上関町が、
「360度 君の未来が見えてくる…山口県上関町」
とのテレビCMを流しているのを目にした人も多いと思いますが それがここ、上盛山展望台からの眺めです。
 海が最もきれいに見える場所で 晴れた日には九州、四国は一望できます。右写真は南西方向で右手上側は祝島です。
山頂は自販機などはありませんが、美しい風景だけで私たちは大満足。
※上盛山への道路
途中までは狭く離合困難な個所もあるので、それをいとわない人ならお薦め。道幅は「MPVならナントカ」といった程度。


室津半島スカイラインと大星山
 帰途は、室津半島スカイラインを経由しました。
上関町から平生町を縫う尾根づたいの道で、絶好のドライブコースです。
ここも道幅は広くはないですが、これからの新緑シーズンはいいですよ。
眼下は柳井市阿月(レジャー施設コスタリゾートも見える) 眼下は柳井市伊保庄 笠佐島、周防大島が見える
大星山(標高438m 平生町) 
山頂まで車で登れます
波おだやかに佐合島が緑の影を落とす周防灘の風光美が楽しめます。








室津半島スカイライン

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