私の地元「山口県岩国市」を WEBでドライブしませんか?
岩国をあちこち巡る小さな旅におつき合い下さい。
同時にディープでコテコテな岩国弁の会話もご堪能下さい。

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ほいじゃあ 岩国駅前を出発しようやあ!


ここが岩国のメインストリートじゃね!

そうなんちゃ、ブチ都会じゃろう?!
何言いおるん、どう見ても高校生までの学生と、オジサン、オバサンしか歩きおらんじゃあ? しかもサラ金の看板ばっかりなんじゃけえ。
こんなぁ ワヤ言うけえ...。(確かにここだけじゃのー岩国は(苦笑) 

※ブチ=山口弁で”大変、とても、ものすごい”といった意味の形容詞。
※こんなぁ=岩国・柳井弁で「こいつ」。(対話相手に向かっても言う)
※ワヤ=山口弁で”ムチャ”といった意味の形容詞。


ここは飲み屋が集まっちょるん?
おー、人口比で言うたら山口県で1、2位を争う位多いんじゃないんか。
景気エエ頃ぁー週末の晩いうたら タクシーがようけ停まっちょったのー
ここは製紙、石油化学、紡績の企業城下町で、原材料は外国から調達する業種ばかりじゃけえ まぁ国際的な経済変動の影響をモロに受けやすいわけいやー。

※ようけ=山口弁で”たくさん”といった意味の形容詞。

カラオケ屋が見えたけえ… 行こうやー。

また マイク放さんのじゃろうが!(笑) 


岩国ってロードサイド店多いねえ?

おー、確かにこのへん(室の木)は車屋とか外食チェーンの郊外店ばかりじゃのー。全国的流れなんじゃろうの。岩国駅前は地価も結構高いけえ。

※岩国市の地価は平地が少ないので、駅前の商業地、一般の住宅地も山口、宇部、防府よりも高いです。ちなみに物価は 野菜、生鮮食料品がちょっと高いかなという感じです。


のー、ちょっとメシでも食わんか?

岩国寿司は 岩国の代表的な郷土料理なんじゃね。
いっぺんに四〜五升を大きな木枠に何層にも重ねサンドイッチ状にする作り方と 炊きあがるご飯にアジ、サワラなどの身をほぐして混ぜるのが特徴いやー。
江戸時代からの伝統があって 別名殿様寿司ともいわれちょるけえの。


食べたら 岩国が誇る観光スポット 「錦帯橋」へ行こうやー。

名橋の錦帯橋
錦川に架かる五連の木橋で日本三名橋の一つなんちゃ。巻金とかすがい以外にゃぁ一本の釘も使うちょらんのが特徴いね。6/1〜8/31まで鵜飼もやりおるけえ。
50年に一回の架け替え工事も済んで、橋は新しゅうなったけえ。
錦帯橋周辺は 歴史を伝える史跡やら四季の花の名所の吉香公園、岩国市街や瀬戸内海の眺望がブチええ岩国城、
白壁とベンガラ格子の商家、民家が立ち並ぶ城下町西岩国やら 見所がさでようけあるけえ。
岩国城
城山の山頂に聳えちょる白亜の天守閣は、3層4階の上に物見を置いた日本では珍しい桃山風南蛮造りの山城なんっちゃー。
1608年に吉川広家によって完成したのはええんじゃが、1615年の幕府の「一国一城令」で、完成から僅か7年で打ち壊しの憂き目に遭うたんといや。やれんけー。
現在の城は1962年に再建されたもんで、中は刀剣やら武具が展示され、 4階は展望台になっちょるで。 ロープウエーでも登れるが、健康のため歩いて登るのを勧めるのー。所要45分(ワシの健脚だと25分(笑)
「こんなぁ、えっと自慢すんないや」(←友の声)

錦帯橋のそばに 白壁の町並みって ここは城下町?
それいね。370年の歴史がある岩国藩の城下町よ。町割りは碁盤目状で、玖珂町、柳井町、米屋町、塩町、材木町、魚町、豆腐(登富)町、大名小路などの歴史町名が残っちょる。
雰囲気えかろう?。


ほいじゃが、一方通行で道幅が狭いけえ車で行くんもせんないね。

ハハハ....... 
※せんない=山口弁で”つらい、しんどい、面倒臭い”といった意味の形容詞。

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